光る薔薇

NGC 2237

鏡筒 : SkyWatcher BKP130 OTAW Dual Speed
補正レンズ : SkyWatcher F5 Coma Corrector (2″)
赤道儀 : Vixen SXP2
カメラ : Canon EOS 6D (HKIR改造)
ガイド鏡 : ZWO 30F4 MiniScope
ガイドカメラ : ZWO ASI120MMmini
フィルター : IDAS LPS-D2
焦点距離 : 650mm (F5)
撮影条件 : ISO 1600, 2分40秒×10枚 (総露出27分)
撮影日時 : 2020.11.21 (月齢5.9)
撮影地 : 神奈川県横須賀市和田長浜駐車場

天文ファンには、そりゃそうだ Σ(゚Д゚)って感じのタイトルですが、よく知らない人が間違えて開いて、天文に興味を持ったりは…しないですね ( 一一)


さて、前回の続きです。

元々この遠征は、冬の名物の馬頭星雲を南中近くまで撮影した後、高度が高くなった薔薇星雲を狙うという計画でした。

撮影開始時点で薔薇星雲は南中前でしたが、APTの子午線反転機能を使ってみたかったので、自動導入後さっそくオートガイドを開始し、撮り始めました。

しばらくして、STAR BOOK TENから「南中ですよ」というアラート音が鳴ったのでAPTの子午線反転機能を実行しますが、なかなか終わりません (._.?) ン?

仕方なく普通にGOTOしましたが、Plate Solvingのお陰でバッチリ薔薇星雲ど真ん中です。

そうして撮影を開始し、ほくそ笑みながら仮眠しました オ( ˘ω˘ )スヤァミ…



起きた後、いつも「ケーブルが干渉していないか」などと不安になるのですが、APTの

\Exposure finished/

という声が聞こえ、少し安心しながら撮影画像を確認しました。

!? (っд`) ゴシゴシ !!

変な領域を撮ってました 。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン

PHD2の画面を開き、ずっと補正し続けているのを見て、ようやく悟りました。

 「子午線反転した後は、ガイド信号を逆にしなければならない」

後で知ったのですが、PHD2などに自動で信号を反転してくれる機能があるようです。

この時は、すぐに対処する必要があったので、キャリブレーションし直して、もう一度撮影を開始したら上手くいきました (´▽`*)

そうして、約2時間撮影したうちの1時間半くらいを失い、残りの27分の画像で仕上げたのが今回の薔薇星雲です。

小さい星のハロがあまり出ませんでしたが、それ以外は思いのほか何とかなったなという写りです。(あと、横構図の方がよかったな…)

私のようなオートガイド初心者の方は、子午線反転時は少し注意です (T_T)/~~~

最後に、撮影地近くの砂浜の写真です。△がひしめいています。

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